企業理念
日常の中に笑いを生み、人と人のふれあいの場をつくります。
日常の中に笑いを生み人と人のふれあいの場を作る。これが当社の経営理念です。家と職場の間の空間、ちょっと寄って楽しめる憩いの場、そんな場所を提供しています。
大衆酒場の魅力は人とのふれあいです。人とのふれあいは心に残ります。大衆酒場のような小さな居酒屋では、顔なじみになるまでの時間はそれほどかかりません。想像してみてください。帰り道に顔なじみの店があります。にぎわう店内。きっぷのいいお声かけ。自分がお客様だったらちょっと寄りたくなりませんか?そのうちにこちらも認識されて、「マスター」、「○○ちゃん」、なんて呼ばれることもあります。何度か来店されたお客様とは顔なじみになり、そこからお客様とのやりとりがスタートします。こちらから何か質問してもいいですし、逆に相手から聞かれることもあります。「こんばんは。今日はいつもより遅いですね」、「しばらくですね」。大衆酒場ではこんな会話が自然とあります。そこにいる人とのちょっとしたやりとり。これが大衆酒場の面白いところです。
そのような場所を作るには、商売のできる店主が必要です。なぜなら、店舗運営のヒントや改善点はいつも店の中にあり、その店舗に最も詳しいのは店主だからです。店主が正しい知恵を持って運営すれば、その店は繁盛します。しかし、実際にそのような店主は多くありません。なぜでしょうか。私は、「学びながら継続できる環境」が大切だと思います。“石の上にも3年。しかし、3年を1年で習得する努力を怠ってはならない。”という格言があります。たしかに、“学ぶにしても内容がわからない”、“忙しくて体力が続かない”といった経験もあるでしょう。しかし、継続できる環境で一定期間努力をすれば、商売のノウハウは必ず身に付きます。当社では入社から店主までの社内研修と、長く続けられる勤務体制を整備し、商売のできる店主の育成に取り組んでいます。
このように、店主の育成による大衆酒場の魅力実現を通じて、働く人と会社が共に成長することを大切にしています。なぜなら、人が生き生きと働き自己実現を目指すことは、会社の存在意義そのものだからです。働く人が成長するから会社も成長できます。逆に会社の成長がなければ、働く人の成長も限定的になるでしょう。そのため、歩みを止めることなく、共に成長していくことを大切にしています。
代表取締役 宋 基輔
